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アメリカ イラン 歴史 振り返る BBC NEWS 2019/7/10

アメリカ イラン 歴史

緊張の高まりを続けるアメリカとイラン。そもそも二国の関係はどのような歴史を辿ってきたのかを振り返る。1953年、イランの首相が石油を国有化しようとしたが、それをアメリカとイギリスが許さなかったところから見ていく。

原文はこちら。

関連内部リンクはこちら。

イラン ウラン濃縮増加 PBS NEWS 2019/7/8

米 独立記念日 トランプ大統領の政治利用 PBS NEWS 2019/7/6

関税 歴史 アメリカの関税の歴史を振り返る PBS NEWS 2019/7/4

 

和訳解説

From the CIA-orchestrated overthrow of Iran’s prime minister in 1953, to tension and confrontation under President Trump, a look back over more than 65 years of tricky relations between Iran and the US.

<日本語訳>

1953年にCIAが組織したイラン首相の打倒から、トランプ大統領の下での緊張と対立、65年以上にわたるイランと米国の間の困難な関係を振り返って。

<補足>

・overthrow 他動詞 転覆する

 

① 1953: Overthrow of Mossadeq

US and British intelligence agencies orchestrate a coup to oust Iran’s democratically elected Prime Minister, Mohammad Mossadeq.

The secular leader had sought to nationalise Iran’s oil industry.

<日本語訳>

①1953年 モサデック転覆

米国と英国の諜報機関はクーデターを企てます。イランの民主的に選ばれた首相、モハマドモサデックを追放するために。

世俗的指導者はイランの石油産業を国有化しようとしていた。

<補足>

・oust 他動詞 追い出す

・歴史の解説になりますが… wikiに綺麗にまとめてありますので、引用します。 モサデック wiki

Mossadeghmohammad.jpg

モハンマド・モサッデク(ペルシア語: محمد مصدق‎、1882年5月19日 – 1967年3月5日)は、イラン帝国の民族主義者、政治家。スイスで国際法の博士号を取得したので、モサッデク博士として知られる[1]。同国の首相を2期務め、1951年に石油国有化政策を行った(→アーバーダーン危機も参照)。

それまでイラン国内の石油産業を独占的に支配し膨大な利益をあげてきた英国資本のAIOC(アングロ・イラニアン・オイル会社、現:BP)のイラン国内の資産国有化を断行した。イラン国民は熱狂的にモサッデクを支持したが、AIOCなどの国際石油資本は、イラン原油をボイコットしイラン経済を締め付け1953年、アメリカのCIAや英国の情報機関、イラン軍の一部、カーシャーニーなどがシャーを担いクーデターを決行、モサッデクを失脚させた。

今もそうですが、「石油」は錬金術のごとく多くの金を生み出しています。私たちの暮らしから、企業の活動まで、世界中で、多くの需要があります。

代替エネルギーもちらほら出てきてはいますが、大衆に滲透するまでには、まだ多くの時間がかかるでしょう。

当然ですが、それだけ金になるものですから、それは「争いを生む火種」ともなります。

 

② 1979年: Iranian revolution

The US-backed Shah of Iran, Mohammed Reza Pahlevi, is forced to leave the country on 16 January following months of demonstrations and strikes against his rule by secular and religious opponents.

Two weeks later, Islamic religious leader Ayatollah Khomeini returns from exile. Following a referendum, the Islamic Republic of Iran is proclaimed on 1 April.

<日本語訳>

1979年 イラン革命

米国に支持されたイランのモハメド・レザ・パフレヴィは1月16日に国を去ることを余儀なくされました。何ヶ月ものデモと、世俗的で宗教的な反対者による彼の支配に対する反抗の後に。

2週間後、イスラム教の宗教指導者、アヤトラ・ホメイニが亡命から戻ってきました。国民投票の結果、4月1日にイランイスラム共和国が宣言されました。

<補足>

・proclaim 他 宣言する

 

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GETTY IMAGES

 

③ 1979-81: US Embassy hostage crisis

The US embassy in Tehran is seized by protesters in November 1979 and American hostages are held inside for 444 days.

The final 52 hostages are freed in January 1981, the day of US President Ronald Reagan’s inauguration.

Another six Americans who had escaped the embassy are smuggled out of Iran by a team posing as film-makers, in events dramatised in the 2012 Oscar-winning film Argo.

<日本語訳>

③1979-81:アメリカ大使館人質危機

1979年11月、テヘランの米国大使館は抗議者達に捕らえられ、アメリカの人質は444日間収容される。

最後の52人の人質は、1981年1月、米国大統領ロナルド・レーガンの就任日に解放された。

大使館を脱出した別の6人のアメリカ人イランから密輸された。映画製作者のふりをしているチームによって。

<補足>

・これは非常に、非常に大きな事件でした。アメリカ人が一年以上拘束されていたわけですから、アメリカ人の怒りは大きいでしょう。

・そもそもイランがここまでの強硬策に出た理由もみる必要があります。

 

 

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